【野尻湖ダイブ】真冬の長野で本格フィンランドサウナを体験してきた

3月7日。

奇しくも「サウナの日」に、「The sauna」というサウナに行ってきた。

「The sauna」は長野県の野尻湖にある「LAMP」というゲストハウスの新しいプロジェクトで、去年の年末に「大自然の中に本格フィンランド式サウナを作りたい!」というクラウドファンディングをしており、私はそれにパトロンとして参加していた。

私は最近のブームにまんまと乗せられてサウナにハマってるんだけど、このサウナの完成をそれはもう楽しみにしていた。

アウトドアサウナと言えば、フィンランドで凍った湖や雪にダイブするアレ。

今年は暖冬だし、早く行かないと雪が溶けちゃう!

サウナ完成の一報をもらってすぐ、この3月7日を予約した。

長野県に入った時点では、すっかり春の陽気で雪も全く残っていなく、少し不安になる。

でも長野駅から「しなの鉄道」に乗って山方面に向かうと、徐々に雪景色に。

かろうじて残っている冬を感じられる景色になってきた。

 

到着したのは夜。

泊まる部屋での一服もそこそこに、サウナに向かう。

ゲストハウスの脱衣所で水着に着替え、裏口から外に出ると、遠くのほうにぼんやりと明かりに照らされたサウナ小屋が。

小さなドアをくぐって、大人が6人ほど入れそうなスペースに座る。

薪がほんのり香る小屋の中でサウナストーンに水をかけると、ジュワ~という音とともに熱い蒸気が充満する。

The saunaの生みの親・野田クラクションベベーさんがサウナの妖精のように定期的に現れて、ロウリュをしてくれたり、ヴィヒタを使ったウィスキング(白樺の葉っぱを束ねたもので、体をパタパタはたく)の説明をしてくれたり、お話をしてくれたりする。

サウナ小屋の周りにあるのは、最小限の照明。

充分に体が温まったら外に出て手探りで椅子を探し、ボーっと空を眺めるのも一興。

 

ゲストハウス内も快適!


夕食はゲストハウス内のレストランで。

ラム系のメニューがおいしいのでおすすめ!

この日のためにシルクスクリーンで手作りしたバッグに、クラウドファンディングのリターンでもらったドリンクチケットを入れて。

アルコールも何種類かドリンクチケットが使えた!ヤッホイ!

LAMPには相部屋であるドミトリーと、和室・和洋室の個室があって、今回はツレ彦と一緒だったので個室に泊まった。

ゲストハウスって、安いぶん「ちょっと古くて階段がミシミシ言って」「共同のお風呂はシャワーだけで」「トイレは冷たくてウォシュレットがない」みたいなイメージあるじゃないですか。

私はめちゃそういうイメージだったので、ある程度の状況は心の準備をしていたんですけど……

超キレイ。

共同のお風呂には広い脱衣所、カランが三か所、大きな湯船もあって、お湯もバッシャバッシャ出る。

トイレはもちろん温熱便座&ウォシュレット。

シーツもぴかぴかで、毛布もあったかい。

不眠症のツレ彦が速攻で寝た。

 

【湖ダイブ】チャレンジ1回目


さて、翌日。

昨日は暗くて見えなかったサウナ小屋の全貌が見える。

サウナ内の灯りは焚き火だけだけど、窓から差し込む朝の光で昨晩とはまた違った雰囲気。

昨日の夜は湖に入れなかったから、今朝こそ湖ダイブにチャレンジしよう!

 

ツレ彦は爆睡中なので、私だけ参加。サウナでしっかりと温まり、いそいそと湖に向かった。

するとそこには、静かな朝の湖をしっぽりと撮影する二人の外国人観光客が。

真冬の美しい湖に突然、変な帽子をかぶり体から湯気を出している半裸の女が現れたら…

さらにその女がおもむろに湖に入り、恍惚の表情を浮かべていたら…

とんだアメージングな日本の思い出になってしまうのではないかと思い、ダイブは諦めてサウナに戻る。

 

【湖ダイブ】チャレンジ2回目


どうやら湖までは、歩いて一~二分ほどありそうだ。

その間、一般道を一本渡るというミッションもある。

雪道を車で走っていたら突然水着のオバサンに出くわすだなんて、正直申し訳ない。

有村架純が突然水着で現れたらラッキースケベも良いとこだけど、残念なことに私は有村架純ではないので、上にジャケットをはおって湖まで行くことにする。

先ほどの観光客の姿はもうなかったが、誰か来た時にすぐ逃げられるようにジャケットをはおったまま腰まで湖に浸かった。

イケる!

長時間は入っていられないけど、イケる!

雪より水のほうが温度は高いので、雪ダイブよりも湖ダイブのほうがハードルは低そうだ。

 

【湖ダイブ】チャレンジ3回目


様子が分かったので、今度は一気に肩まで行こう。

再度サウナでしっかり体を温めて、湖に向かう。

一般道に車もいないし、観光客の姿も見当たらない。チャンス!

湖に向かう足が小走りになる。

待ちきれない。

早く湖に入りたい。

スリッパが走りづらい。

今すぐスリッパを脱ぎ捨てて走り出したいが、復路の雪道で地獄を見る可能性があるので思いとどまる。

 

普段サウナで、水風呂に入るのにこんなに焦らされることはない。たいてい水風呂はサウナに隣接している。

私は草加健康センターのサウナが好きなんだけど、草加健康センターの何が最高かと言うと、サウナが露天スペースにあってサウナの目の前に水風呂&外気浴スペースがあること。

この神のトライアングルを回るのが最高だと思っていた。

 

サウナから湖まで距離があることが、こんなに期待値を高めるなんて。

これはヤバい。

とんでもないものを知ってしまった。

 

真冬のアウトドアサウナおすすめスタイルはこれ!


「The sauna」で真冬のアウトドアサウナを満喫するための、栗子おすすめスタイルはこちら!

 

アウトドアサウナは、自然を満喫できるアクティビティ


「The sauna」が銭湯やスパに併設しているサウナと違うのは、アクティビティであるということだと思う。

カヤックやクロスカントリーなどと並んで、人工的なものを最小限に抑えて自然を感じるアクティビティ。

 

スパや銭湯のサウナは、空間のほとんどが人の手で管理されている。

リラックスを演出するために用意された植物や照明。

決められた温度や湿度。

暇を埋めるためのテレビやBGM。

 

「The sauna」は、人の手による演出が最小限だった。

夜は暗く昼は明るい。

ロウリュをすれば湿度が上がるし、控えれば下がる。

木の燃える匂いが、朝晩や天気によって変わる。

湖の温度が、季節はもちろん日によっても違う。

そういった当たり前の「揺らぐ自然」をたっぷり感じられる場所だった。

 

これではもう、人工的なおしゃれ岩盤浴では満足できなくなってしまうじゃないか。

私の体をこんなにしてどうしてくれよう。

もうすでに、明日にもまた野尻湖に行きたくなってしまっているじゃないか。


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