土日にやっているダンスクラスの発表会で衣装を作ることが多く、小さいながらもレンタル衣装を始めた関係で、洋裁関係の作業がすっかり増えているこの頃。
洋裁関係の買い物に関しては、こんなかんじ↓でパターン化している。
①布を買うならトマト(日暮里)
- 問屋なので安いし種類が多い
②服飾雑貨を買うならオカダヤ(新宿)
- ちょっと高いけど、ブレード、スパンコール、羽飾りなど雑貨の質が良い。
③急ぎで今すぐ買う必要があるならユザワヤ(全国店舗)
- 店舗数が多いので急ぎの時助かる
④出来合いのものを安く買うならTaobao(中国通販)
- たまにとんでもないのが届くことがあるけど、とにかく安い。
ここに⑤の項目として追加したい!と期待していたのが、今回のタイの繊維街だった。
プラチナムファッションモールへ!
今回行ったのは、「プラチナムファッションモール」と、その周辺にあるマーケット。
巨大なビルが二棟並んでいて、全てがファッション関係のお店。観光客だけではなく、タイの若者や世界中のバイヤーが集まるらしい。
袋屋さんホクホク
プラチナムファッションモールでは大量に服を買う人が多いので、「袋屋さん」があちこちにある。
ちょっとしたビニール袋はもちろん、いかにもバイヤーが持ってそうなカートや、スーツケースも売っている。
みんな荷物が増えて差し迫った状態で袋屋さんに来るので、袋屋さん側もかなり強気の値段設定をしている。
私も見事に荷物を抱えきれなくなり、買ったのがこれ。100バーツ(約350円)。
チクショウ…(泣)ダセェ…(泣)高ェ…(泣)
袋も買ったし、心おきなくショッピング!
プラチナムファッションモールで買ったものはこんなかんじ。
花冠はもっともっと沢山の種類があった。これを使ってみて質が良ければ、次回はまとめ買いしたい!
ティアラは大当たり!よ~く見て不良品をジャッジして買えばかなりお得。
ドレス屋さんも多かった。ややTaobaoチックだけど、カワイイものも沢山。
モールの周辺にもファッション関係の市場があって、モールとは違った味のある街並みに味のある商品が。
お姉さんがちょっとお兄さん。
市場の中では一際キレイな雰囲気の服飾雑貨屋さん。
新宿のオカダヤみたいなお店なんだけど、スパンコールとかビーズがとにかく安い!
一袋に「こんなにいらない」と思うくらい入っているのに安い!いつ使うかは予定のないキラキラ素材を買いあさる。
500バーツコンペ
プラチナムファッションモール周辺には日程を丸二日取っていて、二日目にはやや余裕が出てきたので、「500バーツコンペ」を開催。
ツレ彦とお互いを500バーツ(約1750円)でコーディネートするというもの。
なにしろ巨大なビル二棟分なので、余裕で面白い服が見つかるだろうと思っていたんだけど…
男モノがとにかく少ない。
女モノの店がほとんどなのでレディースの服も選択肢に入れたんだけど、最近とみにお太りになられて、おっぱいが「たれぱんだ」のようになっているツレ彦。サイズがない。なんなら男モノでもサイズがない。
レディースの「大きめサイズ」のワンピースも考えたけど、マツコ・デラックスになる様子が目に浮かぶのでボツ。
結局、ややオマケをしてもらってコンペ終了!
私は100バーツ、ツレ彦は10バーツほどオーバーしたものの、普段も着られそうなカワイイ服が見つかった。
(…ツレ彦のズボンはサイズが小さく、かなり頑張って穿いてこの写真を撮った)
タイの繊維街 値引き事情
10年以上前だけど2回ほどインドネシアに行ったことがあって、「基本的にお店では値切ってOK」と思っていたので、どこの場所でもひとまず値引き交渉をした。
でも値引きの感覚はお店によってまちまち。私が今回感じたのは、大きく分けて3つかなと思う。
①いっぱい買えば少し値引いてくれる
プラチナムファッションモールではどの店もこんなかんじで、お店の人も値引き慣れている。
小物一つ買ったくらいではダメだけど、まとめ買いした場合は値引き交渉OK。割引率は店によるけど、値段の10の位をキリ良くしてくれたり、全体で10%オフしてくれたりする。
あまり高額な値引き交渉はマナー違反な雰囲気で、ビックリするほどは引いてくれない。
②ビタ一文たりともマケない
私が今回一番気に入った、市場の中にある服飾雑貨屋さんがこんなかんじ。
「値引き」というルールのない、明朗会計のお店。品物に値段が書いてあることが多く、分かりやすいと言えば分かりやすい。
③どんどん値下げしてくる
市場の小さい店で多いパターン。見てるだけなのにめっちゃグイグイ話しかけられる。
最初に言った値段から気持ち良いくらい値引いていくんだけど、大抵ガラクタとか別に欲しくないもののことが多い。最初の言い値の半額近くにはなる。でもいらない。
店を離れようとすると、追いすがってアピールしてくる。ナイスガッツ。
次回はもう少し遠くまで!
今回行ったエリアでは、服飾雑貨がとにかく大当たり。
もう少し離れた「サンペーン」というエリアにも、小物のお店がたくさんあったらしい。次回はもうちょっと足を延ばそう。大きな袋を忘れずに。